GARNET CROW 18枚目のマキシシングル「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」はアニメ「メルヘブン」の世界観ともリンクする夢を描く成長していく君を見守る視点で描かれた歌詞と爽快でPOPなサウンドで、彼ららしいやわらかなぬくもりを感じさせる楽曲に仕上がっているそうです。
少年サンデーで連載中の人気コミック「MAR(メル)」を初アニメ化した番組「メルヘヴン」のオープニング・テーマとしてタイアップされた。タイトルはアニメにひっかけて集メル HEAVENとついた長いものだが、曲はアニメのために書き下ろしたものではないらしい。元々は去年の末にあったバラードをアップテンポにアレンジしたもの。ちょっと試しにやってみたらカッコ良く仕上がったので”じゃ、これでいこう”となったらしい。古井マジックすばらしい。
詩の方はとてもわかりやすくアニメ「メルヘブン」を観る小中学生のみなさんにも分かってもらえるような感じです。自分中心になりがちな世界観を君という存在のために何かをしたいと思う心が詠われている。君の事を理解しよう、見守ってあげようと思い自分にできることをしていきたい、そういう感じがしました。
初めて初回盤と通常盤の2種類の発売となる今作は初回限定盤の限定特典として、5周年記念サイトへのアクセス・パスワード封入。「メルヘヴン」アニメ絵柄 裏ジャケット仕様。初回限定盤と通常盤ではジャケット写真が違うのでファンなら両方手に入れたいところ。5周年18枚目のシングルは5月18日発売。
※「メルヘヴン」アニメ絵柄 裏ジャケット仕様
初回盤CD購入者特典5周年記念サイトへのアクセス・パスワード封入
サイトでは中村由利さんが初めて”着声”に挑戦。詳しくはオフィシャルサイト「DIARY」ウインドの「05.05.17 (火) Yuri Nakamura」より
GIZAオフィシャルサイト「GIZA MUSIC NET」にて期間限定(5/18〜6/15)「5周年記念スペシャルサイト」にログイン!!下記のアクセス方法に従いIDとパスワードを入力しアクセスすればご覧になれます。とのことでした。
作詞はAZUKI七、作曲は中村由利、編曲は古井弘人。
緩やかに流れる旋律の中に緊張的な雰囲気が漂い、そして霧が晴れるような感覚の次の瞬間「♪君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」と中村由利の歌声と岡本仁志のギターのベース音が刻む細かなリズムで幕を開ける。「♪無限に広がってゆけ〜」のところでは一気に全ての音が勢いよく飛び出してくるように何かが溢れ出す。
ギターが細かくベース音を奏でるのが基本的で全体的な流れを創っている。その意味でも岡もっちのギターが重要なウェイトを占めていると思う。それはギター一本でこの曲の性格が自由自在に変化してしまうような曲の要になっているということです。ベース音の音程、リズム、コードどれも絶妙なバランスでできている。
ヴォーカル、キーボードなど他の音は全てギターに合わせてコントロールされる。サビの盛り上がりやAメロやBメロの入りなんかもギターがポイントになるし、ブリッジの役割もしている。この曲はギターがメインなのかと思ってしまうほどである。岡本さんはこの事実を認識していたのでしょうか。ぜひ弾き語りに挑戦してもらいたいです。
曲の内容としては非常にストレートな感じでタイトル通り”君”を暖かく見守るというもの。明るくてアップテンポで単純明快でありながらも人の感情や心模様を上手く表現している。素直な気持ちとやさしさを持ちながら何かできることをしていきたいと願っている。それらは全て君のために・・・
アニメの世界観ともリンクしそのことでタイトルなどで批判もあったが、タイアップによって生まれた曲であり素晴らしい出来上がりを見せてある。その一方でアニメとは切り離して創られていたら違った世界観を描いていたかもしれない・・・という可能性もなくはないが、それを言ってしまうと曲自体の存在が失われる可能性すらある。
ゆったりした感じのトーンの抑えられた静かな曲なんですが、しっかりしたメロディーラインが心に響く一曲です。作曲者「中村由利」はグルーヴ感を大切にしたといっていた。テンポの一つ二つ違いのシビアな感覚をピタッとはまったポイントにできたという。実際に変速して聴いてみたが少しテンポが変わると雰囲気が違ってくるように感じた。
なによりも感心してしまうのは詩の曲に対するはまり具合だろう。AZUKIさんの詩には表現の美しさもあり、曲の雰囲気も創りだしている。サビの部分では「ね」と一呼吸置くことで問い掛けを生んでいるし、君の思い描いた夢 集メル HEAVENと同じ君への視点がしっかり描かれている。
そして最後の「・・・かな」の部分は見事ですね。CDを何回か聴いているとCircle Daysの方が耳に残っていることがある。それだけ印象深くてしっかりと世界観が描かれているからかもしれない。また不思議と優しい気持ちになれたりするのはGARNET CROWがもつ独特のものなのでしょうか。私もお気に入りの一曲です。
優しいメロディと軽い感じのリズムが特長のボサノヴァです。ボサノヴァ(Bossa Nova)はブラジル音楽のジャンルでポルトガル語で「新しい感覚・傾向」といった意味があります。サンバのようなものです。「いつかまた会いましょう」は素朴な幸せを感じるグルーヴのイメージとボサノヴァのイメージを合わせて創ったGARNET CROWにはなかなかない珍しいリズムだそうです。
普段は忘れてしまいがちな何気ない幸せを上手くリズムにのせながら表現している。全体としては明るめで前向きな曲である。落ち込みがちな時や悩んだり迷ったりする時と人生にはいろいろあるけど、まぁなんとかなるだろういう感じで非常に軽い気持ちで描かれている。
でも詩はただ軽いだけでなく「悩んだり悲しんだり」といった痛みを知っていながら、「それでも歩むのでしょう」と強さを持っていて、そんな人の生き方を十分に理解しているようである。人の内面で起こる感情の変化や思考の流れを上手く感じとり、それでいて前向きに考えることの出来るという素晴らしい詩です。
最後の中村由利さんの「♪Oh-Yeah」と一言ながれる部分が大好きです。
Novalis、本名Friedrich von Hardenberg(フリードリヒ・フォン・ハルデンベルグ)はドイツのロマン主義の詩人。婚約したゾフィーという少女を病でなくし、自分自身も肺疾患で夭折した。代表作は「青い花:原題 Heinrich von Ofterdingen」がある。
詩の中にも登場する「青い花」はノヴァーリスの未完成の小説。
ピアノソロ 初級 やさしくひける最新アニメヒッツ2005 (楽譜)
■発売時期 2005/7/28
■ISBNコード 4-636-29333-9 C0073
■税込価格 \1,365(税抜)
■対応楽器 ピアノ
■グレード 中級
この春始まったアニメ曲満載!
「ツバサ・クロニクル」「甲虫王者ムシキング」「魔法戦隊マジレンジャ−」「おねがいマイメロディ−」「ふしぎ星☆ふたご姫」「アイシ−ルド21」「エレ メンラル・ジェレイド」などの新作アニメ曲の他、春からの新テ−マ曲をいっきょに掲載しました。やさしいTVヴァ−ジョンでの収載です。
■収録曲
プリンセスはあきらめない / 星のかがやきよ / DAYS / 夜鷹の夢 / 見えない翼 / Falco-ファルコ- / オトメロディー / 君の思い描いた夢 集メル HEAVEN / 魔法戦隊マジレンジャー / ココロのちず / BLAZE / CALL YOU…君と僕の未来 / D-tecno Life / シュガー・シュガー / ベビーローテーション / 生きてこそ / 快晴・上昇・ハレルーヤ / ムリムリ?!ありあり!!INじゃな〜い?! / BREAK THROUGH / ノーボーイ・ノークライ / ママの子守歌 / Wish Men / 僕たちの行方 / Be Somewhere / ホウキ雲 / PULSE / Forever… / 光のシルエット / 心絵 / Here I am
今年でデビュー5周年を迎えるGARNET CROWが、5ヶ月振りにリリースする18枚目のシングル「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」。彼らの異なる音楽的魅力をギュッと詰め込んだ3曲を収録した今作について、ヴォーカルの中村由利にインタビュー。